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元田久治リトグラフ「Indication-Tokyo Tower 9」

定価 25,300円(本体23,000円、税2,300円)
販売価格 25,300円(本体23,000円、税2,300円)
在庫数 在庫僅少
購入数

Indication-Tokyo Tower 9
105×75mm (額サイズ 約400 × 305mm)
Lithograph 2011 ED.20
版画+額: 24,150円(税込)

お届けはご入金確認日より、約3週間となります。



元田久治の作品世界は、モンス・デジデリオ、ピラネージ、ブーレ、ルドゥー、ヒュー・フェリスなど廃墟都市や空想未来都市を描いて来た歴史上の画家、建築家との連関性を彷彿とさせながらも、他方、実際に存在する都市、建築物、景観の廃墟ヴィジョン化という視点からアクチュアリティに重心を置いた独自の作品作りを展開し、幻想画家という範疇にも属さない廃墟画への独自のアプローチを試みています。

3.11の大震災は「都市の廃墟」を描き続けて来た作家の心に多大な衝撃を与えました。しかしながら、収束の目処もつかない原発事故など科学技術や社会システムの過信が招いた現代文明の脆弱性(ヴァルネラビリティ)に対する鋭い警鐘として、大きな文明史的視点から眺めた場合、その作品の今日的な意義はますます高まっています。

版画に描き込まれた瓦礫や廃墟の細部はすべて氏の想像力によるのはもちろん、写実的な描線の下絵を丹念に完成させた後、さらに輪をかけて気が遠くなるほど根気がいる地道な作業によって版画の原版を仕上げる行程が続きます。完成された版画作品は色がストイックにおさえられたグリザイユで、その静謐でモノトナスな色調は描かれた世界が現代であるとことを一瞬忘れ歴史画の一シーンのような威厳すらたたえています。寡黙ながら作品の背後には都市の崩壊と再生が刻印されています。

▼元田久治氏と作品がフジテレビの震災特別番組に登場します
番組タイトル未定
8月31日(金)21時〜 2時間オンエア
番組冒頭と終わりに元田久治氏のインタヴュー、作品の制作風景、そして作品が登場します。作品は実写とオーバーラップするように紹介されるとのこと。
ーフジテレビは「わ・す・れ・な・い〜東日本大震災・155日の記録(11.08.12放送)」(ピーボディ賞受賞)など震災をテーマにした優れた特別番組を放送してきたが、今回、初めて番組のテーマを「被災地」から「東京」に移した番組を放送する。番組制作者はこれまで災害の”記録性”にこだわってきたが、敢えて捨て、来るべき災害への防災意識を喚起するため「当たり前に見慣れた町」が「いつ失われるかもしれない、危機感や喪失感を打ち出したい」と考えているという。

▼元田久治紹介記事掲載
震災の瓦礫を超えて 廃墟の幻想を描いた画集「NEO RUINS」(asahi.com)
読書欄「新刊」(信濃毎日新聞)
読書欄「視線」(朝日新聞)
再生の予兆 廃墟に織り交ぜ(北海道新聞)
未来の廃墟、託すほのかな希望(西日本新聞)

□元田久治 略歴 MOTODA Hisaharu
1973 熊本県生まれ
2001 東京芸術大学大学院美術研究科絵画(版画)専攻修了
2006-2008 東京芸術大学美術学部油画・版画研究室教育研究助手
2008-2009 東京芸術大学美術学部美術教育研究室教育研究助手
文化庁新進芸術家海外研修制度研修員 (オーストラリア、アメリカ)
作家サイト

□編集部ブログ:「世界の終わりに向けての準備。」
そしてあたらしい世界はふたたび始まるのか?3」


  

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